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本音でQ&A
ホームページ開設以来、皆さまよりさまざまなご質問が寄せられています。いただいたご質問にはメールでできる限り詳しくお答えしていますが、ここではその要旨を紹介します。 なお、宝石に関して疑問・質問がございましたらどんなことでもお気軽にお尋ね下さい。E-Mailでお答えいたします。
ただし、個別の商品について、その価格が妥当かどうかの質問にはお答え致しかねます。
なお、当コーナーへの掲載を希望されない場合はその旨をお書き添え下さい。
Q40. エンゲージリングを彼が買ってくれると言うので一生に一回なので格式が高いものを思い、ハリーウィンストンのダイヤを彼と見にいきました。指にはめてみると とっても素敵で私はそれがほしいと思いました。0.7カラット位で120万ちょっとですが、冷静になってみるとはたしてそこまでの価値があるのか考えてしまいます。私はブランドに惑わされてるだけでしょうか?
ジュエリーの価値とは何でしょうか。
絵画やファッションの場合を考えてみると、同じ大きさの絵画に使う絵の具代とカンバス代は誰でも同じです。でも、出来上がった作品の価値は作者により作品により様々です。それは、構図、モチーフ、独創性、芸術性、仕上がり具合によって違うからです。
ファッションの場合、 素材の生地代はたいした値段ではありません。ユニクロと同じようなものです。しかし、毎年、毎シーズン、デザイナーは心血を注いで新しい、独創的な、それでいて自分らしい主張の洋服を作り上げていきます。
そこでジュエリーの場合を考えてみますと、素材の宝石の価値は同じでも作品のデザイン、仕上げによって違ってきます。
今あなたがお買いになろうとしている婚約指輪のデザイン、仕上げは他のブランド、あるいは無名の商品と較べて、どうなのでしょうか。たいていの場合、ほとんど同じようなデザイン、仕上げではないでしょうか。ブランドがブランドたりうるのは、そのユニークなデザインときちんとした仕上げにあるのです。だから高いのです。 独自のデザインにこだわって、ハリーウィンストンを選ばれるならば、それはそれで良いと思いますが、どこにでもあるデザインを選ばれるならば、もっと賢い買い方をされるようにお奨めします。
Q39. ゲーム会社からの依頼でファンタジー作品(対象年齢10代半ばから後半)を書いているのですが、キーアイテムに宝石を使う案が出まして、ご意見をお聞きしたいと思ったんです。
ある迷宮がありまして、扉をあける度に宝石を消費するのですが、何かロマンチックで説得力のあるものはないかな、と思います。キーワードは「風」「風車」と「電気」「電力」と「時間」「過去・現在・未来」なんですが。
奇問・珍問の類ですがお答えしましょう。
風という文字がついている宝石は風信子石=ジルコンです。風信子はヒヤシンスの中国語読みですが、風信は「風向き」と言う意味もあります。小説「椿説弓張月」の一節に「伊豆の島々に十年の春秋をおくりしかば、渡海の風信自然に詳し」と出ています。ご参考までに。
電気に関する宝石といえばまさに電気石=トルマリンです。濃いグリーンの石が多いのですが、濃い青、やや紫がかった赤(ルベライトと呼ぶ)などがあります。その他、ブラジルのパライバ産はミント・グリーン、ミント・ブルーの綺麗な石です。
過去と未来を表わす宝石として考えられるのはパーティーカラー(バイカラー)という、1つの石に2色有る物です。たとえばアメトリン(バイカラー・アメジスト)というのはアメジスト(紫水晶)とシトリン(黄水晶)が左右に同時に存在します。パーティーカラー・トルマリン(バイカラー・トルマリンとも呼ぶ)はトルマリンの赤と緑が左右に分かれています。真ん中が無色になっているスリーカラーのトルマリンもありますから、現在・過去・未来と分けられそうです。ウォーターメロン・トルマリンという石もあります。ウォーターメロンとは西瓜のことで西瓜を縦に切ったように周りが緑、中心が赤、中間が白というようになっています。
パーティーカラー・フローライトという石もあります。黄色、薄緑、小豆色の3色が出ます。これは他の色の組み合わせもあります。
Re. アメトリンの案、使わせていただきました。ある関門を突破するのに、所有していたら無条件でクリアー出来るレアアイテムとしてです。とても面白い案で、楽しいものが出来上がりそうです。ありがとうございました。
Q38. 宝石好きがこうじて鑑定の資格をとりたいと考えているのですが、アメリカかイギリスかどちらの資格のほうがよいと思われますか?日本でとるとなると、アメリカの資格は100万くらいかかるので、けっこう高いと感じます。それにくらべ、イギリスの資格は30万前後だったので、内容が薄い分、安いのかしらとも感じてしまいます。宝石業界ではどちらの資格に重きをおいているのかお教えくだされば、幸いです。
こうした宝石に関する教育プログラムを一番最初に作ったのは英国宝石学協会(Gemmological Association and Gem Testing Laboratory of Great Britain)と言うことです。
日本ではかつて全国宝石学協会がFGA(Fellow of Gemmological Association of Great Britain)という英国宝石学協会認定の教育プログラムを実施していました。ところがアメリカのGIA(Gemological Institute of America)がダイヤモンドの4C理論を作って一躍世界標準になりました。日本ではGIA GG(Graduate Gemologist)の資格の方が圧倒的に有利です。それはダイヤの鑑定がGIA基準を元にして行なわれているからです。アメリカに行く余裕がおありでしたらGIAに入学することをお薦めします。最近ではインターネット教育プログラムも作っています。勿論、宝石学はダイヤだけを学ぶのではなく宝石全般の鑑別方法を中心に勉強します。
尚、JJA(日本ジュエリー協会)ではジュエリー・コーディネーター制度を作り3級と2級の試験を毎年8月に行ないます。これは宝石ばかりでなく、貴金属、加工、接客などを含めた知識を問うものです。まだまだ認知度が低いので、GIA資格を取ってから挑戦されると良いかと思います。
念のため申し上げますが、上記は全て民間資格で国家資格ではありません。
JR時刻表の編集長が定年退職してからGIA GGの資格を取って小売商として活躍されておられる例もあります。まさにダイヤ(Diagram)からダイヤ(Diamond)への転身ですが、GIA GGの資格は結構役立つと思います。
Re. お忙しいなか、くわしいメールをいただき本当にありがとうございました。まさか、こんなに早く、しかもこんなに詳しく教えてくださって感激しております。ぜひ、参考にさせていただきます。
さて、今回のメールでインターネットでのカスタマーサービスの重要性を感じました。1通のメールではありますが、丁寧なご返答に増井様の宝石に対する並々ならぬ情熱と誠実なお心遣いを感じています。
Q37. 先日ある宝石店のアポイントセールスで定価約60万円のパライバトルマリン指輪を34万円で売りつけらました。パライバは約0.3カラットで周りにダイヤの付いていないシンプルなPtの枠の指輪でした。内包物もルーペで見ると明らかに分かりラウンドブリリアントカットの頂点に亀裂のようなものもはっきり見えました。これって本当に適正価格なのでしょうか?高ければクーリングオフ期間内にキャンセルしたいのですが。
一般的にパライバトルマリンは内包物の多い石ですから、ルーペで見れば必ずと言っていいほど見えます。大きい(重い)石はあまりありません。したがって傷が少ないほど高く、石が重いほど高くなります。
価格については「楽天市場」に出品している業者の価格を参考にされると良いと思いますが、買われた価格は高すぎると思います。現物を見てから買った場合、クーリングオフは難しいかも知れませんが、交渉して駄目なら国民生活センターへ相談されると解決が早いと思います。
Re. クーリングオフ体制のしっかりしている業者でしたので無事解決いたしました。でも楽天市場の業者さんのHPを閲覧しましたが、本当に高すぎる値段ですね。ものによっては5〜10倍近い差でした。
適切なアドバイスありがとうございました。間違った買い物をしなくて済みました。
Q36. VVS1のダイヤだと言われて宝石店から買ったのですが上から見ると気泡のようなものが見えるのですが。鑑定書は付いています。
VVS1で気泡などのインクルージョンが見えることはありません。肉眼でインクルージョンが見えるとしたらI1以下です。ルーペで簡単に見えるようでしたらSI1以下です。
万一販売店のミスか故意かでダイヤと鑑定書が入れ替わっているおそれもあります。どうしても心配ならば、鑑定書を発行した鑑別会社にダイヤと鑑定書を送って同一性の確認を依頼出来ます。
Re. その後、当社に持参されたので観たところ、気泡と思っていたのは光の反射でした。VVS1であまりにもよく光るので勘違いされたのでした。
Q35. 宝石店から悪い鑑定書の例として中央宝石研究所(CGL)を挙げられたのです。Q32でも書いていらっしゃるトラブルの件だと思いますが、新聞記事のコピーをちらっと見せた上、鑑定者の署名がCGLの鑑定書にはないこと、宝石鑑定会社の協会に加盟していないことを理由に「信用ならない」と言われました。そのお店がGIAジャパンの鑑定書つきであることのセールストーク だとは思うのですが、確かに署名の有無に関しては信憑性が あるような気持ちになります。 実は私が主人からもらった婚約指輪のダイアがCGLの鑑定のもので、大丈夫だとは思いつつ多少不安になりました。署名があるから大丈夫と言い切れるものではないと思いますが、 どうしてCGLでは署名がないのでしょうか? また、だから「信用ならない」と言われてしまうほど、鑑定機関の署名とは重要な意味を持つものなのでしょうか?
ダイヤモンドグレーディング法の生みの親、本家本元のアメリカのGIAの鑑定書にも署名はありません。
以前は署名していたのですが、署名することによって 逆に公正さが損なわれるという問題が起きたためです。カラーやクラリティのグレーディングは官能検査であるため、どうしても人間の主観が入ります。それはグレーダーによって少しずつ違います。すると、業者側から見るとグレーダーAはあるタイプの石を甘く鑑定するし、グレーダーBは別のタイプの石を甘く鑑定することが分かってしまいます。大手の業者なら鑑定して貰うタイプの石を甘く鑑定するグレーダーを指名して鑑定を依頼することが出来ます。そこで、GIAは署名入り鑑定書を止め、顧客名をグレーダーには伏せて機械的に順番に石をグレーダーに振り分ける方法を採用したのです。
中央宝石研究所も同じシステムを踏襲しています。
もう一つの理由として、中央宝石研究所以外の鑑定会社は鑑定数が少なく、グレーダーも少ないためあらかじめ署名入り鑑定書を印刷しておくことが出来ますが、中央宝石研究所は大量のダイヤモンドを鑑定する多数のグレーダーがいますのでそういうことが出来ません。
いわゆる中央宝石研究所問題が発生したとき 御徒町の宝石小売業者の団体(ダイヤモンド協会)が集まって GIAジャパンを彼らの統一鑑定会社に決めました。アメリカのGIAは本家であるだけに、ジュエリー業界でのGIAブランドの信用は絶大です。そこでGIAブランドなら安心と考えたようです。しかし本家GIAの鑑定はカット評価が大雑把なためGIAジャパンでも鑑定書は日本方式を採用しています。
中央宝石研究所問題発生直後こそ中央宝石研究所の鑑定シェアは少し落ちましたが信頼性は揺るがなかったため、現在ではほとんどの業者が中央宝石研究所を使っています。宝石鑑別団体協議会も結局、中央宝石研究所の存在を無視できず、復帰を要請し、中宝研は鑑別団体協議会に復帰しています。
ともあれ、自分の店のダイヤモンドや鑑定書を正当化したいために色々な事をいう店が多くて困ります。 多くの人はごまかされてしまいます。
Q34. 子供が産まれたので、毎年誕生日ごとに誕生石を1個ずつ買って20歳のお祝いにネックレスに作ってあげてたいのですが。
一番大切なことは、出来上がった時のイメージを絵に描いて見ることです。
そうすると誕生石を何個ずつ買わなければならないかが分かります。たとえばガーネットのネックレスを作るとすれば、全長が40cmとすると、縦8mmの石が約50個必要になります。1歳から19歳まで毎年2、3個の石を買い続けなければなりません。同じ色合いの石を揃えることはなかなか大変なことです。
ガーネット、アメジスト、シトリンなどでしたら比較的色が揃えやすいのですが、10月の誕生石オパールやルベライトなどは同じ色合い、同じ輝きの石を揃えることは非常に難しいと思います。
そういう場合は、ブローチ、イヤリング、ペンダント、指輪の4点セットを作るとか、工夫が必要になると思います。また、2年目からは必ず以前に買った石を宝石店へ持っていって、その石に合うものを探して貰うことが必要です。
Q33. 知人の紹介で、ある宝石店で買ったスターサファイア指輪(鑑別書は付いていなかった)を、デパートに買い物に行ったついでにサイズ直しに出して、出来上がったら石の横に何カ所も凹みが出来た。デパートにクレームを付けたところ、穴を見えなくするように再研磨したので、今度は石が小さくなってしまった。
デパートに損害賠償を要求したいのだが。
実際の石を見ていないので断定は出来ませんが、そのスターサファイアにはもともと凹みがあって、そこにガラス充填処理がされていたと考えられます。サイズ直しの後で指輪全体を綺麗にするために超音波で洗浄したところ、充填してあったガラスが取れてしまったようです。
充填処理をした宝石の鑑別書には必ず「処理を認める」と記載されますので、宝石店では鑑別書を付けなかったのだと思います。
非があるのは販売した店ですが、デパートの加工業者が再研磨したのは業者の知識不足でしたね。穴があいたままの状態でデパート業者と販売店とが話し合えば、プロ同士ですからすぐに解決したと思います。今からでも業者同士が話し合うようにしては如何でしょうか。
Q32. 中央宝石研究所の鑑定は信用できないと言う噂ですが、本当はどうなんでしょうか?
日本ジュエリー協会と宝石鑑別団体協議会が共同でマスターストン原器運用管理委員会を作っていて、各鑑定機関はこのマスターストン原器と同じとされるマスターストン・セットを揃えて、それをもとにカラー・グレードを判定しています。
1997年夏に「中央宝石研究所問題」が起きました。中央宝石研究所の札幌支社で鑑定したダイヤのカラーグレードが実際の基準より2グレード良く表示されているということでした。そういうことが3回起きるとマスターストンの認定を取り消され宝石鑑別団体協議会を除名されることになっています。誤った鑑定書が発行された理由については諸説がありますが、真相は公表されていません。
業界への影響を憂える声や陰謀説などが入り乱れてジュエリー業界は大騒ぎになりましたが、結局、中央宝石研究所は処分されました。中央宝石研究所では札幌支社を閉鎖するとともに既に発行されていて流通段階に残っているダイヤの鑑定書をすべて再鑑定しました。その後、社長が交代して鑑定体制も一新され、マスターストン・セットも再認定され宝石鑑別団体協議会にも復帰しました。問題が起きてから認定取消処分までの中央宝石研究所の対応はお世辞にも良いとは言えませんでしたが、取消処分以後は私たちが気の毒に思うくらい真剣になりました。
現在では宝石鑑別団体協議会の中でも最も厳しい鑑定をする鑑定会社の一つとして評価されていますし、業者間取引では以前と同じく99%が中央宝石研究所のソーティングを使ってダイヤの取引がされています。
当社でも中央宝石研究所の鑑定書を使用しています。というのも、中宝研以外のソーティングだと低い評価をされてしまうからです。
Q31. 御徒町で買ったダイヤに付いていた鑑定書が宝石鑑別団体協議会の会員会社Z社に似た社名のZ’社のものなのですが信用できるのでしょうか?できれば再鑑定して貰おうかと考えています。
そのZ’社という鑑定会社はあまり使われていません。宝石鑑別団体協議会の会員であっても上位3社以外はほとんど使われません。業者間取引ではほとんどが中央宝石研究所を使います。
Z社とそれによく似た名前の鑑別会社2社(Z1、Z2)は宝石鑑別団体協議会のメンバーですが、Z’社は宝石鑑別団体協議会のメンバーでもありません。
宝石鑑別団体協議会と日本ジュエリー協会は共同でダイヤモンドのカラーグレードについてのみマスターストン制度を作っています。マスターストンは宝石鑑別団体協議会の会員以外でも取得できます。そのマスターストンを使ってカラー・グレードを鑑定している鑑定書には「JJA/AGL認定マスターストンセットNo.○○」という記載があります。
信用できるかどうかは実際のダイヤモンドを観て判断するしかありません。再鑑定するには指輪の枠からダイヤモンドを外さなければなりません。



























































 

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