| ショッピングガイド |
| 紛争地ダイヤモンド（Conflict Diamond）について |
| 紛争地ダイヤモンド(Conflict Diamond)とは |
ダイヤで得た資金が武器の購入に充てられるのを防ぐため、紛争当事国からダイヤを買ってはならないとの国連決議が1998年になされました。
これらはConflict Doamond（紛争地ダイヤモンド）あるいは 血塗られたダイヤモンド (blood diamond)、汚れたダイヤモンド
(dirty diamond)、戦争ダイヤモンド (war diamond)と呼ばれています。 |
1998年当時の紛争当事国としては、アンゴラ、シエラ・レオネ、リベリア、コートジボアール、コンゴ民主共和国の５カ国でした。
その後、アンゴラ、シエラ・レオネ、リベリア、コンゴ民主共和国はキンバリープロセスを遵守することで対象国から外れましたが、コンゴ共和国はダイヤモンドの採掘がされていないにもかかわらず、あまりに多くのダイヤモンドを輸出し、その産出元が明記されていないため、２００４年に対象国に指定されました。 |
| キンバリープロセス認証制度 |
ダイヤモンドはどこの国で採掘されたかを科学的に証明することはできないため、2000年5月に南アフリカのキンバリーでダイヤモンド生産国によるが開催され、2002年11月にはキンバリープロセス認証制度（KPCS）が採択されました。
これは、ダイヤの売買に当たって、販売者が購入者に対して、販売するダイヤモンドは紛争地ダイヤモンドではない(Conflict Free)を宣言することにより、生産者から消費者までを「信頼の連鎖」で結ぶものです。
紛争地ダイヤモンドを取り扱ったものは世界に24ある世界ダイヤモンド取引所連盟 (World Federation of Diamond Bourses、略称・WFDB) のダイヤモンド取引所から除名もしくは会員資格を停止されます。 |
| タカラ貴宝はダイヤモンド取引についての倫理規定を遵守します |
WFDBに加入している各国のダイヤモンド取引所の会員企業がWFDBの取引倫理規定を誓約することによって、WFDBマークを取得でき、世界的に信頼感のあるダイヤモンド取引企業として認定されています。
TDE(Tokyo Diamond Exchange)は1994年からWFDBに参加している日本唯一のダイヤモンド取引所です。
当社は、「世界連盟行動規範」(World Federation Code of Principles 略称・WFCOP)を遵守することを誓約し、TDE会員としてWFDBマーク認定番号「TDE115」を取得しています。 |
| 世界ダイヤモンド取引所連盟（World Federation of Diamond Bourses 略称・WFDB） |
WFDBは、世界中のダイヤモンド取引所をまとめる団体として1947年に設立され、ダイヤモンド原石と研磨済みダイヤモンドを中心とした宝石を取引する取引所に、世界共通の倫理的商習慣を提供し続けてきました。
今では、17カ国26のダイヤモンド取引所で、会員数15000名を誇る、ダイヤモンドビジネス最大の、最も影響力のある代表組織です。 |
WFDBでは、WFDBマークを制定する際、誠実なダイヤモンド取引を明文化するために、ダイヤモンド取引における「世界連盟行動規範」(WFCOP)を作成しました。
WFDBマーク認定を受けるには、WFDB取引所会員であることと、誠実なダイヤモンド取引をおこなうことを宣言してWFCOPに署名することが必要です。 |
| 世界連盟行動規範(World Federation Code of Principles 略称・WFCOP) |
| WFCOPが定めている倫理規定には次のことが書かれています。 |
| １． |
取引するダイヤモンドを含むすべての宝石に関する情報を、知っている限り正確かつ公平に開示すること |
| ２． |
紛争地ダイヤモンドの取引をおこなわないこと |
| ３． |
お客様や取引先に対して誠意を持って接すること |
| ４． |
企業活動において、各国の法令を遵守すること |
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| WFDBでは、WFDBマークに認定されたメンバーが、正しくWFCOPを遵守しているかどうか、公正に監視・監査する管理体制を整えています。WFDB倫理規定やWFCOP規定に従わない取引所会員は、取引所内部に設置された司法制度によって裁かれ、除名もしくは会員資格を停止されます。 |
| WFDBマークについて |
 WFDBマークは、国際的なダイヤモンド取引の信頼の証しとして、WFDBが認定したブランドマークです。
WFDBマークがお客様に宣言するスローガンは、伝統、誠実と責任。この３つが統合して、ダイヤモンドそのものと、ダイヤモンド・ビジネスへの確かな信頼感をお客様に提供していきます。
WFDBマークは、会社事務所内の他、納品書、領収証、名刺、広告宣伝物、見本市ブース、ショーウィンドウなどに掲示できます。 |
