ダイヤモンドには油になじみやすい性質があります。指がちょっと触れるだけで皮脂が付着して表面が曇ると、輝きが失われてしまいます。
ダイヤモンド・ジュエリーをいつまでも美しく輝くようにお使いいただくためには、日頃のちょっとした心配りが必要です。ご使用の前にお読み下さい。 |
簡単なお手入れ法 |
1. |
軽い汚れの場合には、食器洗い中性洗剤を指に付けて洗い、水ですすいで下さい。 |
ポリマール
ウイノール |
2. |
ダイヤモンドの下側(パビリオン側)が汚れている場合は、歯ブラシに食器洗い液体中性洗剤を付けてブラッシングして下さい。 |
3. |
汚れがひどい場合は、眼鏡用の超音波洗浄器に中性洗剤を入れて洗って下さい。
ただし、脇石付きのジュエリーでは、石が緩んでしまうことがあるので避けて下さい。 |
4. |
枠に細かい傷がついた場合は、「ウィノール」などの金属磨きのジェルを柔らかい布に付けて拭くか、研磨剤を染み込ませた「ポリマール」などのポリッシングクロス(金・プラチナ用)で磨き、そのあとは必ず歯ブラシに食器洗い液体中性洗剤を付けてダイヤモンドをブラッシングして下さい。 |
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避けていただきたい使い方 |
プラチナや金は硬いという誤解があるようですが、軟らかいから加工ができるわけで、ステンレスのように非常に硬い金属では細かいジュエリーは作れません。
貴金属は硬いものにあたると傷が付きますし、ほんの一瞬でも強い力がかかると変形します。
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1.枠に傷が付く例 |
1. |
他のジュエリーと接触させる。したがって婚約指輪と結婚指輪を重ねづけすることはお薦めできません。 |
2. |
金属や食卓や机などにあてたり、お皿を洗ったり、フライパンを持つ。 |
3. |
旅行鞄などの金具にあてる。 |
4. |
クレンザーや歯磨きなど研磨剤の入った洗剤で磨く(「ウィノール」や「ポリマール」などは大丈夫です)。 |
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2.強い力がかかって枠が変形した例 |
1. |
自動車、バイク、自転車を運転していて急ブレーキをかけてハンドルをきつく握った。 |
2. |
テニス、ゴルフ、野球などのスポーツでラケット、クラブ、バットを握った。 |
3. |
電車の吊り革や握り棒に捕まっているとき、電車がカーブにさしかかったため吊り革や握り棒を握りしめた。 |
4. |
犬の散歩中に犬が駆けだしたため、綱が引っ張られた。 |
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5. |
カラオケボックスでタンバリンを叩いた。(右の写真) |
6. |
指輪をはめたまま園芸や農作業をした。 |
7. |
ロックコンサートで興奮して強く拍手した。 |
8. |
指輪をはめたまま引っ越し荷物を運んでいるうちに、指輪に荷物が当たってしまった。 |
9. |
指輪サイズがきつすぎたり、ゆるすぎるて回るような場合も変形の原因になります。ぴったりサイズでお使い下さい。 |
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その他のご注意 |
1. |
ダイヤを止めている爪は細いので、ちょっとした力でも簡単に爪が開いてしまい、石が外れる原因になります。衣服に引っかけたりしないようご注意下さい。
石が緩んでいると分かったら、販売店にご相談下さい。 |
2. |
石鹸を使って磨くと、石鹸かすが残る場合があります。 |
3. |
漂白剤に浸けておくと化学反応を起こして枠が変色することがあります。 |
4. |
電子レンジに入れると、火花が飛んで危険です。 |
5. |
火の中に落としたり、ストーブに近づけすぎないようご注意下さい。 |
6. |
着用したままサウナに入ると、火傷することがあります。 |
7. |
着用したまま温泉に入ると、温泉の成分により枠が変色することがあります。 |
8. |
稀に金属アレルギーを起こす場合があります。かぶれた場合は使用を中止し、すぐに皮膚科の医師にご相談下さい。 |
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