JIS指輪サイズ問題ようやく決着へ 2002年2月20日
カットリングメーカーから死活問題だとして抗議活動がおこなわれていたJIS規格指輪サイズ問題は、JIS 規格のサイズ棒とサイズリングは標準測定具として認めるが、業界内の混乱を避けるため消費者へのアピールを先送りにすることで決着する見通しとなった。解説はOpinionのページで


日本テレビがテレアポ商法ジュエリーを放映 2002年2月9日
2月13日(水)午後5時からの日本テレビ「ニュースプラス 1」で東京・新宿のジュエリー販売会社がテレホン・アポイントメント商法でジュエリーを法外な金額で売っているという特集を放映する予定。この会社は有名芸能人数人を自社のキャラクターとして使っているのでワイドショー化するおそれもある。


パパラチャ・サファイアの鑑別に問題発生 2002年2月4日
AGTA(American Gem Trade Association)が今年1月8日に表面拡散処理パパラチャ・サファイアを処理石とすると発表したことが波紋を呼んでいる  中央宝石研究所などはこのタイプのサファイアの鑑別受付を中止することになった。これに対して全国宝石学協会(全宝協)は表面拡散とは「必要な化学元素を人為的に添加して高温で加熱」することにより色の改変を行なうことなので、このタイプの処理は添加物質がないから、これはエンハンスメント(品質改良)として扱うとの声明を出しました。そこで多くの業者が大量の表面拡散処理パパラチャ・サファイアを全宝協に鑑別依頼し、全宝協ではその鑑別のため一般からのパパラチャ・サファイア鑑別を中止する事態にまで陥っている。全宝協によればこのタイプのパパラチャ・サファイアはマダガスカルやタンザニア産で昨年9月以降は日常的に鑑別依頼があったとのこと。この問題に対する当社の見解はOpinion のページで。


指輪JISサイズ切り替え問題は委員会で再検討 2002年1月12日
11日開催された日本ジュエリー協会の理事会で、指輪JISサイズ切り替えのスケジュール延期が提案されたが、指輪サイズ普及特別委員会で再検討する事で決着した。2 ヶ月ぶりの理事会で報告事項が多かったことと新年懇親会を控えていたため審議時間短く、十分に審議が尽くされたとは言えないとして理事の中には不満を持つ人も多く見られた。しかしながら「ここまま進めればよい」「方向性そのものは間違っていない」とする意見と「メリットもない切り替えはすべきでない」という意見に分かれており、完全集約は出来ていない。反対の署名は10日までに109社にのぼり、理事に対しても反対する業者たちから抗議の電話が殺到した模様だ。今後は普及特別委員会に利害関係者からの委員を増員して検討し直すことになるので、そこでの審議が注目される。


指輪JISサイズ切り替えで異論続出 2001年12月31日
日本ジュエリー協会は2002年度に予定している新JIS規格指輪サイズへ切り替えるため、12月21日にウェディングリング・メーカー大手に対して説明会を行ったが、影響が大きすぎるとして反論が相次いだ。ウェディングリング・メーカーでは反対の署名活動をして日本ジュエリー協会に届ける予定。日本ジュエリー協会ではISO指輪サイズがJIS化されたのに伴って、平成9年度から従来の規格からの変更を検討してきたが、もっぱら技術面ばかりを考えてきたため、切り替えに伴い旧サイズ製品をどの様に処分するかといった業界へのを考慮してこなかった。詳しくはOPINIONで。








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