GIAがカラーグレード誤鑑定ダイヤのリコールを発表 |
2015/05/15 |
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2015年5月12日、GIAはダイヤモンドのカラーグレーディングに関して、424個のダイヤ鑑定に間違いがあったと発表した。
これらのダイヤは無色(D-F)またはほぼ無色(G-J)で、一時的にカラーグレードを最大3グレード良く見せるための何らかの処理が施されているという。そのため、時間が経過すると本来のカラーに戻ってしまう。処理のプロセスは現在解明中。
これらのダイヤをGIAに持ち込んだのはすべてイスラエルにあるLYE Diamonds、 E.G.S.D. Diamonds、Abramov
Romok とYair Matatovの4社で、処理ダイヤに義務づけられている事前開示はなかったという。
GIAでは当該鑑定書番号を発表し、無料で再鑑定するので、これらのダイヤを所持しているか販売した業者に再鑑定するよう呼びかけている。
問題となっている鑑定書番号はGIAホームページで確認できる。
これを受けて、世界的な業者間取引仲介会社であるRapaport社は、4社のすべてのダイヤをリストから削除し、当該ダイヤを販売した業者には販売先に対して全額返金してダイヤを買い戻すことを求めている。
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