AGTA 新技法サファイア研究成果を発表 2002年9月25日
2002年9月4日付けでAGTAは新技法サファイアの着色プロセスについての研究結果をWEB上に公開した。
この報告によれば、酸素雰囲気の中で1780℃で33時間、高純度のベリリウム酸化物とともにコランダムを加熱すると、ベリリウムが拡散してコランダム(サファイア)に滲入して色変化を引き起こしたことを明らかにした。
比較実験としてサファイアパウダーと固形サファイアとを同一条件で加熱しても色変化は起きなかった。この結果、ベリリウムが色変化の唯一の原因であるとしている。


新技法サファイアをテレビが取材、放映準備中 2002年9月14日
某テレビ局では、新技法サファイア問題を取り上げて、11月末頃放映する予定で、既にバンコクでサファイアを処理している現場を撮影したとのこと。
いまだに鑑別表記問題でJJAとAGLは結論を出していないが、対応が遅れると、大問題になると懸念されている。


世界のダイヤ指輪展開催 2002年9月4日
箱根彫刻の森美術館では、8 世紀から現代までの世界有数のダイヤモンド指輪を一同に集めた展覧会「ダイヤモンドとパワー・オブ・ラブ」を、9 月10日から10月17日まで開催する。
開館時間は9時〜17時(入場は 16:30 迄)で期間中無休。


テレビ朝日がダイヤの悪徳商法を放映予定 2002年9月2日
テレビ朝日では9月24日(火)午後7時から10時のまでの期末特番「潜入!大都会事件の最前線」の中で、ダイヤモンド指輪を一般小売価格の5倍もの高額で売りつける悪徳商法を紹介する。


鑑別・鑑定書に発行日記載を義務づけ 2002年8月19日
宝石鑑別団体協議会(AGL)では、会員機関が発行する全ての鑑別書と鑑定書に発行年月日の記載を義務づけることにした。
従来、ジュエリー業者が、古い日付の鑑別・鑑定書では販売に支障が出るということで、発行日付の記載を望まなかったため、鑑別会社も日付なしの鑑別・鑑定書を発行してきた。しかしながら、宝石処理技術が日進月歩で進み、それに対応した鑑別技術も高度化している現状では、極端なことをいえば、昨日と今日の鑑別結果が違うこともありうる状況だ。
特に、今回の新技法サファイアでは、海外情報をどの様に評価するかで、鑑別各社の対応が分かれたため、消費者や業者からのクレームに対応するためにも、発行日の記載が不可欠と判断した模様だ。AGL では今年の10月1日から実施するが、全国宝石学協会では9月2日から先行して実施する予定。
当初、全国宝石学協会では9月2日から先行して実施するとしていたが、他社と同じく10月1日から実施することに変更した。(2002/8/30訂正)








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