鑑別・鑑定書に発行日記載を義務づけ |
2002年8月19日 |
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宝石鑑別団体協議会(AGL)では、会員機関が発行する全ての鑑別書と鑑定書に発行年月日の記載を義務づけることにした。
従来、ジュエリー業者が、古い日付の鑑別・鑑定書では販売に支障が出るということで、発行日付の記載を望まなかったため、鑑別会社も日付なしの鑑別・鑑定書を発行してきた。しかしながら、宝石処理技術が日進月歩で進み、それに対応した鑑別技術も高度化している現状では、極端なことをいえば、昨日と今日の鑑別結果が違うこともありうる状況だ。
特に、今回の新技法サファイアでは、海外情報をどの様に評価するかで、鑑別各社の対応が分かれたため、消費者や業者からのクレームに対応するためにも、発行日の記載が不可欠と判断した模様だ。AGL
では今年の10月1日から実施するが、全国宝石学協会では9月2日から先行して実施する予定。
当初、全国宝石学協会では9月2日から先行して実施するとしていたが、他社と同じく10月1日から実施することに変更した。(2002/8/30訂正) |
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